こんにちはブライダルサロン結です。婚活の方法は様々。そのなかでも、もっとも真剣度が高いとされるのが結婚相談所です。結婚相談所に入ることを検討している、または、入会を決めたあなたは、きっと真面目に結婚相手を探している方だと推測します。
ただ、他の婚活と比べると、高額なのが結婚相談所の利用料。できれば結婚相談所選びで失敗したくはないですよね。そんなみなさんは、そもそも結婚相談所に、いくつかの種類やタイプがあることをご存知でしょうか。
ひとくちに結婚相談所といっても、大きく分けると主に3つあり、その中から自分に合ったタイプを選ぶことが重要です。その上で、恋愛の専門家としては、自分に合ったタイプの結婚相談所を見極める方法よりも、もっと重要なこともあるとも考えます。
結婚相談所の種類は? 3つのタイプで比較するメリット・デメリット!
「冒頭で軽く触れた、結婚相談所の3タイプについて詳しく説明していきます。」
■タイプ1:情報提供型
いわゆるインターネット上の「婚活情報サービス」と呼ばれるタイプです。入会すると、結婚相談所や結婚相談所が加盟している連盟が保有する会員のデータにアクセスできるようになります。
メリットとしては、ネット環境があれば、どこでも婚活ができるところ。多くがスマホで簡単に会員情報にアクセスできます。また、そのままメッセージのやりとりもできるため、忙しい人には向いているでしょう。
デメリットとしては、どうしても条件優位になりがちで、内面の相性がいい人を見逃しがちであることです。膨大な会員データから候補のお相手を絞っていくので、どうしても年収や年齢などの条件入力により検索する必要があります。それでも膨大な数が検索結果として出てくるので、写真などの見た目の印象でさらに数を絞っていくため、条件や外見が優れた人が有利になりやすく、好条件を備えていないと検索から漏れやすくなるのです。
■タイプ2:お見合い特化型
事前にあなたの希望する相手を結婚相談所に知らせ、仲人やシステムが「マッチングした相手とのお見合いを取り次ぐ」タイプです。まさに、昔ながらの結婚相談所と言えるでしょう。
メリットとしては、入会した結婚相談所のプランや規模にもよりますが、ほぼ確実に相手とのお見合いを組めること。お見合いの前にお相手の写真や条件を見られる場合もありますが、「とりあえず会ってみる」という風潮があります。
デメリットとしては、プランによっては紹介してもらえる相手が月に2~3人くらいなどの少人数であること。あなたの希望にうまくマッチングしなかった場合、希望していた条件とは違う人を紹介されることがあります。
■タイプ3:ハイブリッド型
情報提供型とお見合い特化型の、両方の紹介方法を活用したタイプです。スマホなどで自ら相手の条件を絞って検索もできますが、担当の婚活アドバイザーからもアドバイスをもらい、お見合いを仲介してもらうこともできます。人の手が入ることで、第三者から「あなたと相性の良さそうな人がいる」という、直接の紹介を受けることができます。
メリットとしては、1つの相談所で活動しながら、複数の自分に合った出会い方を試せるところです。自分で検索してさまざまな異性に会いつつ、自分ではあまり選ばなさそうな相手を担当の婚活アドバイザーに紹介してもらえます。「どうやって婚活すれば良いのか分からない」という方に、とりあえずやってみるという姿勢でチャレンジしやすいと言えます。
デメリットととしては、出会いの幅が広いだけに、「これで出会う!」というコミットをしにくいこと。人は選択肢が多ければ多いほどに、じつは選ぶことができなくなるという心理があります。結果的に中途半端な利用となってしまわないように、注意しなくてはなりません。
■その他のタイプ:特色ある結婚相談所・仲人型の個人結婚相談所など
さらには、先ほどの3大タイプ以外にも、趣味別や職業別の結婚相談所など、特色ある結婚相談所もあります。そういった場合、連盟に加入してない個人経営の仲人型の結婚相談所も含まれるので確認してみましょう。その場合、選択肢は少なくなるのがデメリットとも言えますが、趣味や職業などであらかじめ対象を絞ることで、選択肢が多すぎて迷うということはないでしょう。
結婚相談所が自分に合っているかどうか?も見直して!
例えば、街コンやパーティなどの場合、条件で検索する前にまず顔を合わせることになります。あなたも、条件優位の婚活より、会ったときの印象の良さを重視されたほうが有利なタイプかもしれません。結婚相談所を介してお見合いで出会ったら「失礼でなれなれしい人」と思われる方でも、街コンやパーティでは「明るくて社交的な人」と思われることもあるでしょう。
そのためにも、フォーマルな出会い方で上手くいかなければ「カジュアルな出会い方」も試すことが重要です。『結婚相談所に入れば安心!』という結婚相談所の神話にハマらず、あくまで自分の婚活の舵取りは自分が握るべきです。婚活のやり方はひとつではないので、1つのやり方に執着することなく、最適な方法を見つけていきましょう。